5つの経営指標

5つの経営指標
（指標の％は、あくまでも目安であり、業種や規模によって異なってきます）

1. 総資本利益率　経常利益÷総資本×100
会社がどれくらい効率よく利益をあげているかを知る
一般的に1％～5％平均的、5％～8％健全，８％～15%優良、15％以上高効率
1％を切ると稼ぐことが出来ていないことになります。

2. 流動比率　流動資産÷流動負債×100
会社の負債（借金）を返済する能力を知る
一般的な会社は100～130％，130～150％健全、１５０～200％良好、200％以上優良
100％を下回ると不安定な状態で、資金がショートする可能性があります。

3. 自己資本比率　自己資本÷総資本×100
安全性や会社の倒産リスクを知る
一般的に2～15％通常、15～28％健全、28～40％良好、40％以上理想的
15％未満は財務の見直しが必要な状態です。

4. 安全余裕率　（売上高―損益分岐点売上高）÷売上高×100
経営にどれだけ余裕があるか、借金への耐性があるのか知る
損益分岐点売上高は赤字を避けるために達成必要な売上高のことで、固定費÷限界利益
一般的に0～5％平均、5～10％健全、10～15％良好、15％以上なら経営に余裕
0％未満は経営不振陥っている可能性があります。

5. 労働分配率　人件費÷限界利益×100
生産性・人材の活用度を知る
一般的に40～45％平均、35～40％健全、30～35％良好、30％以下高効率な経営
労働分配率は、規模・業種・業態によっても数値は異なってきます。理想は社員の給料は高いけれども労働分配率は高すぎない会社となります。